あなたの心を軽くする

生きることは辛いけど、思ったより悪くないよ。

スマホに奪われる自尊心

スマホを見ながら「スマホ依存使い過ぎかも…」と気づいたときの血の気の引き方と言ったらないですよね。

 

こんにちは。

普段は人の弱みに付け込んで高額な化粧品や健康食品を売りつけたり、依存性のある薬物を「1個だけですよ…」と耳打ちして販売するお店…そうドラッグストアで店長をしています手品店長です。よろしくお願いします。

 

スマホの話です。

スマホ脳という本をご存じでしょうか。

まだの方はぜひ読んでください。「スマホを遠ざけよう!」という気持ちになります。

中身としては、

こんなようなことが書いてあります。スマホ使い過ぎかも…?と危機感をもった人しかこういった本は読まないと思いますが、一度読んでみてください。

さて、こういう小難しい主張は著者に任せて、私は次の理由からスマホを遠ざけてほしいと思います。

 

 

スマホは自尊心を失います。だから遠ざけましょう。

 

 

自分には何もないというキモチ

InstagramYouTubeを開くと、世界中のセレブやインフルエンサーの生活を垣間見ることができます。

手の届かない、雲の上のような人の生活をのぞき見することで、あたかもその人に近づいたかのような錯覚も得られるでしょう。
人によってはコメントに返事をくれたり、配信で読み上げてくれたりするのでもっと好きになります。

 

でもよく考えてみてください。インフルエンサーやアイドルと繋がったところで、あなたは死にたがりのメンヘラであることに変わりありません。
インフルエンサーの生活を見れば見るほど、自分との落差に落ち込みます。同い年なのにキラキラしている人と、何もない自分との差を強く感じます。

 

私は浅田真央ちゃんや石川遼くんと同い年です。世界を舞台に活躍する2人を見ると、

「この人たちは自分の道を早く見つけて、それに夢中になっている。それに比べて自分は…」

という気持ちによくなりました。自分には何もないというのが強烈なコンプレックスだったのです。同じ年に生まれたのにどうしてこんなに違うのか?とよく思ったものです。

そのキラキラは本物?

キラキラしている人は本当にキラキラしているのでしょうか。自分に満足して、心から幸せでしょうか。
私はそうは思いません。本当に幸せなら、わざわざSNS上で幸せアピールをする必要がないからです。キラキラした姿を見せる必要がないからです。
何を食べた、どこそこに行った、そんなことはその時の思い出として心にしまっておけば良いのであって、わざわざ世界中に見せびらかす必要はありません。

 

幸せとは物質的なものではなく精神的なものです。大勢の人に自分の姿を見てもらうことが幸せだとはとても思えません。全面ガラス張りの部屋で生活することを想像してみてください。

キラキラしている人たちは何かを持っているからキラキラしているのではありません。
何もないからキラキラしたように見せるしかないのです。見てもらうことで自尊心を満たさなければ心が壊れてしまうから、そうしているだけです。本質的にはあなたと同じです。

あなたと同じということは。キラキラして見える人もまた「自分には何もない…」という悩みを抱えています。
ですから、自分には何もないことをあまり深刻に考えないほうが良いです。これは人類不変の悩みですから、何も特別なことはありません。

 

スマホは自尊心を奪う

スマホをだらだら見て休日を無駄にしてしまい後悔…誰もが経験のあることかと思いますが、事態はもっと深刻です。

やりたいことはもっとあったはずなのに、気が付けばYouTubeを見てしまいます。
Twitterを延々とスワイプし続け、TikTokから目が離せません。比喩ではなく本当に無限に見続けることができます。

当然、やりたいことなんて何もできません。運動、家事、読書…すべてをスマホが奪い去ります。

 

どうしてでしょうか。

 

スマホがお手軽に刺激をくれるからです。

 

スマホ、そしてアプリは人間が依存するようにできています。できるだけ長く、頻繁に使い続けるように開発されています。やめられないのは中毒であって、意志の問題ではありません。

 

つまり、スマホをやめられないのはあなたのせいではありません。作った側の人間のせいです。

 

スマホを見続ける→時間を無駄にする→罪悪感で自尊心を損なう→何もしたくなくなる→スマホを見続ける

 

誰もがこのループにハマっています。
本当ならもっと本が読みたいはずなのに、運動がしたいはずなのに、その意欲すらスマホはあなたから奪い去ります。あなたには何もないのではありません。何もできないようにされているのです。今持っているスマホによって。

 

自分の本当にやりたいことをやる

まずは1日数時間でも良いので、スマホを遠ざけて本当にやりたいことをしましょう。

ここでいう「本当にやりたいこと」とは、何も人生の目標や人生を決定づける決断ではありません。もっと日常的な、何となくやりたいと思っていたことで構いません。
思いつかない人はやらなきゃいけないと思っていたことをしましょう。掃除でも、読書でもなんでも良いのです。

スマホをしない時間を設けましょう。本を読んだりストレッチをしたりして、自分と向き合う時間を作りましょう。

それだけでほんの少しだけ罪悪感が和らぎます。「今日はやりたいことができた」という自尊心が生まれます。

何もない自分に落ち込むのではなく、何もない自分に何かを与えてあげてください。スマホはあなたに何も与えてくれません。奪うだけです。この記事を読んだらスマホを閉じて、お風呂にゆっくり浸かってください。少しだけ幸せになれますよ。